オペラ羽衣日本初演

【CONCERT】

「第55回サントリー音楽賞記念コンサート:近藤譲」が2025年8月28日サントリーホールで開催されます。演目はオペラ「羽衣」。この作品は、能「羽衣」をもとにフィレンツェ五月音楽祭の委嘱で作曲され、1994年、ロバート・ウィルソンの演出でフィレンツェで世界初演されました。これまでに、リール(フランス)、タングルウッド(アメリカ)、ロンドンで上演されています(タングルウッドとロンドンは演奏会形式)。舞踊を伴う演奏会形式による待望の日本初演です。出演は、2023年の「コンポージアム」近藤譲オーケストラ・コンサートで読売日本交響楽団と見事な演奏を聴かせてくれた指揮者ピエール=アンドレ・ヴァラド、日本を代表するメゾ・ソプラノ加納悦子、精鋭フルーティスト多久潤一郎、2002年のロンドン公演やレコーディングでもナレーターをつとめた塩田朋子(文学座)。そして、天女を踊るのは繊細で豊かな表現が魅力のダンサー厚木三杏です。どうぞご期待下さい。⇒サントリーホールのWEBサイトへ